ネムネコ、思わず目が点になる(3月22日) [ひとこと言わねば]
そうしたところ、
日本の将来が思いやられてしまう。
と同時に、
ネムネコは、そんなに重い責任を負いたくないにゃ。
もっと気楽に記事を書きたいにゃ。
勘弁して欲しいケロ!!
と思った。
ホント、いい加減にして欲しいよね。
こんなことになるんだったら、もっとキチンと書くんであった。
このブログの数学の記事は、すべて、我が⑨の眷属、同胞(はらから)を対象に書かれたもので、不特定多数のヒトに読まれるために作っていない。
だ・か・ら、こんな結果は不本意だ!心外以外の何物でもない!!
くたばれ、マイクロソフト!! [ひとこと言わねば]
次に、ブログのエディターにある数式を幾つか削除してみる。そして、「これでどうだ」と「保存ボタン」をクリック。
そして、再び、10万字エラー。
この作業を何度も繰り返す。
この時点で、ネムネコの苛立ちと怒りは、すでに、ピークに達している。
そして、この作業で削除した式の数、およそ35。
原稿中にある式の殆どじゃねぇか!!
だから、ネムネコは、大声でこう叫ぶにゃ。
お前が消えても、困る奴は誰もいやしねぇんだよ!!
ddt³さんが、「これまで使っていた数式エディターが使えなくなった」と言ったあたりから、何か変なことが起き始めた。
古いバージョンの物は使ってはダメ。「Win10で古いのを使うと大変なことが起きるというよ」という、マイクロソフトの陰湿な嫌がらせか(^^ゞ
突然ですが、お前ら、次の問題を解け!!(3月22日) [お前らに質問]
今日のアニソン、「艦これ」の神通、川内、那珂が踊る『Lamb.』 [今日のアニソン]
今日のアニソンは、「艦これ」の神通、川内、那珂が踊る『Lamb.』です。
ワンポイントゼミ 行列の微分方程式への応用 [線形代数の基礎]
ワンポイントゼミ 行列の微分方程式への応用
§1 連立微分方程式への応用
次の連立微分方程式があるとする。
行列を用いてこれを表すと、
2次の正則行列Pをとり
とおき、この両辺をxで微分すると、
これらを(1)に代入すると、
となる。
したがって、行列が相異なる実数の固有値λ₁、λ₂を持つならば、適当な行列Pを用いて
と対角化が可能となり、(2)は次のようになる。
この微分方程式を解くと、
したがって、連立微分方程式の解は
となる。
固有値λ₁、λ₂に対する固有ベクトルをとすると、Pは
したがって、
問1 次の連立微分方程式を解け。
【解】
とすると、この行列の固有方程式は
固有値λ=1のとき
よって、その固有ベクトル(の1つ)は
λ=3のとき
よって、
したがって、(6)より
(解答終)
【別解】
①−②
①+②
③と④より、
ここで、
とおくと、
(解答終)
1階の連立2元微分方程式を例に取り説明したが、これは1階の連立n元連立方程式
にもそのまま拡張が可能で、係数行列
の相異なる固有値をとし、それに対応する固有ベクトルを、
としたとき、
連立微分方程式の解は
になる。
§2 2階同次線形微分方程式(定数係数)への応用
次の2階の同次線形微分方程式があるとする。
これは
とおくと、上の微分方程式は
となるので、
と、1階の連立微分方程式に書き換えることができる。
行列を用いて、これを書き換えると
したがって、行列の固有値、固有ベクトルを求めることによって、この微分方程式を解くことができる。
問2 次の微分方程式を解け。
【解】
したがって、
とおくと、微分方程式は
と書き換えることができる。
とおくと、この固有方程式は
λ=1のとき
よって、固有ベクトル(の1つ)は
λ=2のとき
よって、この固有ベクトルは
したがって、
ゆえに、
(解答終)
【別解】
微分方程式の特性方程式
よって、
(解答終)
ネムネコ式採点法 判別式を使うと減点される おまけ [高校の微分積分]
ネムネコ式採点法 判別式を使うと減点される おまけ
宿題 次の関数の最大値、最小値を求めよ。
【解】
とすると、これを満たす実数xが存在しなければならない。
(1) a=0のとき、x=0。
(2) a≠0のとき、
xに関する2次方程式①の解は実数でなければならないので、その判別式をDとすると、
a≠0だから、
したがって、
でなければならない。
また、
以上のことより、
(解答終)
a=0のとき、①はxに関する2次方程式でないので、このとき、2次方程式の判別式を用いることはできないことに注意。
g(0)=0、g(1)=1/2、・・・、さらに、曲線の対称性
を用い、g(1)=1/2が最大値、g(−1)=−1/2が最小値に違いないと目星をつけて、次のように解答を作ることもできるのでしょう。
【別解】
すべての実数xに対して、
したがって、
よって、
(別解終)
最大値、最小値の定義を用いた、実に見事な解答!!
そして、
この別解をテストの答案に書いたら、間違いなく、高校の数学の先生の多くは激怒するに違いない(^^ゞ
予想し、その予想が正しいことを証明したのだから、この解答にはなんの瑕疵もない。怒るほうがどうかしていると思う。
微分法を使う解答は次の通り。
【別解2】
増減表
x |
・・・ |
−1 |
・・・ |
1 |
・・・ |
g'(x) |
− |
0 |
+ |
0 |
− |
g(x) |
減少 |
極小 (−1/2) |
増加 |
極大 (1/2) |
減少 |
また、
ゆえに、
(解答終)
g(x)の2次導関数
の符号を用いて極値の判定をする方法もあるが・・・。