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今日のクラシック、ロシア・バロックの声楽曲 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、ロシア・バロックの声楽曲です。


この曲は、ルネサンス期の音楽を何曲か聞いている時に、偶然、見つけた曲です。感動したので、皆さんにご紹介します。
なお、この声楽曲はすべて作曲家不詳です。
ロシアの声楽曲って、いいよね〜♪
何でこんなに素晴らしいのだろう。人の心の琴線に触れるのだろう。


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今日のアニソン、「エウレカセブン」から『sakura』 [今日のアニソン]

関東の一部では、桜の開花宣言が出されたようなので、
今日のアニソン、アニメ「エウレカセブン」から『sakura』です。


この曲には、もう一つのバージョンがあるので、それもあわせて紹介します。


そして、「さくら」といえば、この女の子を忘れてはならないだろう。


そして、



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第3回 集合の和と交わり [集合論入門]

第3回 集合の和と交わり

 

§1 和集合

ABを集合とする。

ABの要素を全て寄せ集めてできる集合をAB和集合、または、単にといい、

  A∪B

であらわす。

すなわち、

  

である。

 

例 A=1, 2, 3}、B=2 , 4 , 6}であるとき、

  

 

定理4

【証明】

(1) A∪Bは、ABの要素を全部寄せ集めたもの。よって、x∈Aならば、x∈A∪B

よって、A⊂A∪BB⊂A∪Bも同様。

 

(2) x∈A∪Bとすれば、x∈Aまたはx∈Bである。

仮定より、A⊂CかつB⊂Cであるから、いずれにせよx∈C。ゆえに、A∪B⊂C

 

(3) (1)よりA∪B⊃Aであるから、A∪B⊂Aであることをいえばよい。

A⊂AB⊂Aであるから、(2)によってA∪B=A

 

(4) A∪B=AだからA∪B⊂A。(1)より、A⊂A∪B。ゆえに、第1回の定理2よりB⊂A

(証明終)

 

(3)、(4)は、B⊂Aであるための必要十分条件がA∪B=Aであることを示している。

 

定理5

【証明】

(1) A∪BB∪AともにAの要素とBの要素をすべて寄せ集めたもの。したがって、A∪B=B∪A

 

(2) (A∪B)∪Cは、A∪Bの要素とCの要素をすべて寄せ集めたもの。A∪BABの要素をすべて寄せ集めたもの。ゆえに、(A∪B)∪Cは、ABCのすべての要素を集めたものにほかならない。

同様に、A∪B∪C)も、ABCのすべての要素を集めたものである。

したがって、(A∪B)∪C=A∪(B∪C)である。

(証明終)

 

(2)の結合法則より、

  

と括弧を取り外して計算してよいことが保証される。

 

問1 A∪A=Aであることを示せ。

【解】

定理2の(1)より、A∪A⊃A

また、A⊂AA⊂Aだから、定理2の(2)より、A∪A⊂A

したがって、

 A∪A=A

(解答終)

 

問2 A∪∅=Aであることを示せ。

【解】

  A∪∅⊃A

また、A⊂A、∅⊂Aだから、A∪∅⊂A

したがって、

  A∪∅=A

(証明終)

 

問3 A∪B=(A−B)∪Bであることを示せ。

【解】

A−B⊂A⊂A∪BB⊂A∪Bだから、

  (A−B)∪B⊂A∪B

つぎに、x∈A∪Bとすれば、x∈Aまたはx∈B

x∈Bならば、x∈(A−B)∪B

x∉Bならばx∈Aだから、x∈A−Bで、x∈(A−B)∪B

いずれにせよ、

  x∈A−B)∪B

したがって、

  A∪B=(A−B)∪B

(解答終)

 

問4 (A−B)∪B=Aであるための必要十分条件はA⊃Bであることを示せ。

【解】

問3より、(A−B)∪B=A∪B

問の条件より(A−B)∪B=Aだから、

  A∪B=A

定理5の(3)、(4)より、A∪B=Aであるための必要十分条件はA⊃B

したがって、

A−B)∪B=Aであるための必要十分条件はA⊃Bである

(解答終)

 

§2 共通部分

 

2つの集合ABに共通する要素の全体からなる集合を、ABの共通部分、あるいは、交わりといい、

A∩B

であらわす。

すなわち、

  

である。

 

ABに共通する要素が1つもないとき、すなわち、

  A∩B=∅

のとき、ABは互いに素であるという。

 

例 A=1, 2, 3}、B=2, 4, 6}のとき、

  

 

定理6

【証明】

(1) x∈A∩Bだから、x∈Aかつx∈B。ゆえに、x∈A∩Bならばx∈A。よって、A∩B⊂Aである。

A∩B⊂Bも同様。

 

(2) x∈Cならば、C⊂AC⊂Bより、x∈Aかつx∈B。ゆえに、x∈A∩B。よって、C⊂A∩Bである。

 

(3) (1)より、A∩B⊂B。よって、B⊂A∩Bであることを示せばよい。

B⊂AB⊂Aであるから、(2)によってB⊂A∩B

よって、B⊂AならばA∩B=Bである。

 

(4) 仮定より、B=A∩Bである。

したがって、(1)より

  B=A∩B⊂A

(証明終)

 

定理7

 

定理7は明らかなので、証明略。

 

問1 定理4を用いて、A∩A=Aであることを示せ。

【解】

A⊂Aだから、定理4の(3)より、

  A∩A=A

(解答終)

 

問2 A∩∅=∅であることを示せ。

【解】

∅⊂Aだから、定理4の(3)より、

  A∩∅=∅

(解答終)

 

 

問3 A−B=Aとなる必要十分条件は、ABが互いに素であることを示せ。

【解】

x∈A−Bとすると、x∈Aかつx∉B

したがって、

  A−B)∩B=∅

である。

仮定より、A−B=Aだから、

  

逆に、ABが互いに素であるとき、

  A−B=A

よって、

A−B=Aとなる必要十分条件は、ABが互いに素である。

(解答終)

 


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ネムネコ式採点法 判別式を使うと減点される6 [高校の微分積分]

ネムネコ式採点法 判別式を使うと減点される6

 

問題 x>0のとき、について次の問に答えよ。

(1) とおき、ptの式で表わせ。

(2) (1)の結果を用いて、pの最小値を求めよ。

【解】

(1) 分母分子をで割ると

  

 

hanbetsu-kero-graph-001.png(2) x>0のとき、相加平均≧相乗平均より

  

そこで、

  

とおくと、p(t)は(単調)増加関数。

したがって、

  

したがって、x=1のときpは最小で、最小値は11/2

(解答終)

 

この問題では問われていないけれど、上の問題の結果を用いると、

  

としたとき、この関数は点(0,4)に関して対称なので、この対称性を使うと、x<0におけるf(x)の最大値をf(−1)=5/2と求めることも可能である。

 

ではあるが、

上の問題のような誘導がないとき、

  

の最小値を簡単に求めることはできるのであろうか。

もちろん、微分法を使えば、簡単に最小値を求めることができる。

微分を使わずに、この最小値を求める方法を少し考えてみた。

  

になる。

ここで、一瞬、ネムネコの手が止まる。

 ――実際、紙と鉛筆は、一切、使っていない。すべて、ネムネコの頭の中での話で、文学的修辞!!――

しかし、その場の思いつきが身上のネムネコ、

  

とし、この逆数を

  

とすれば出来るんじゃねぇ、と閃く。

  

したがって、

  

ということで、

  

 

つまり、親切な誘導がなくても、微分法を使わないでも、

すこし工夫すると、

この問題の最小値は簡単に求められてしまうんだよね。

ちょっと、スゴイと思わない?

 

ここで問題!!

 

hanbetsu-kero-002.png宿題 次の関数の最大値、最小値を求めよ。

  

 

とおくと、

  

として、2次方程式の判別式を使って解くの、好きでしょっ(^^)

 

 

言っておくけれど、相加平均≧相乗平均とg(x)の対称性を利用して解くのは、今回はアウト!!

だって、実質、オレが既に解いてしまっているもの。

 

微分を使ってもいいけれど、それじゃ〜、ただの計算問題になってつまらないでしょう。

最大値、最小値の定義から迫るもよし、2次方程式の判別式を利用して解こうがよしとするにゃ。

 




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