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お前らに質問(6月12日 数列の収束) [お前らに質問]

お前らに質問(6月12日 数列の収束)

 

お前らにつかぬことをお尋ねしますが、次の問題の解答は正しいですか。

 

問題 一般項が次のように与えられる数列がある。

  

この数列が1に収束することを示せ。

【解答(?)】

k=1,2,3,・・・とすると、

  

である。

  

したがって、nが偶数であっても、奇数であっても、1に収束する。

よって、

  

(解答終)

 

この解答は正しいかい。

正しければ、その理由を、
間違っていると思ったら、過ちを指摘し、正しい解答を

この記事のコメント欄に書いて、ネムネコのもとに送信するにゃ。

 



大サービスをして、『だんご大家族』も♪


さらにさらに、



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曲率、曲率半径、曲率円の話を少し・・・ [微分積分]

曲率、曲率半径、曲率円の話を少し・・・

 

y軸上の点(0,a)を中心にする半径rの円がある。すると、この円の方程式は次のようになる。

  

①の両辺をxで微分すると、

  ky-001.png

これを①に代入し、bを消去すると、

  ky-002.png

 

放物線y=x²(x,x²)で円①と接するとすると、(x,x²)における円①の接線の傾きは

  

と等しくなければならない。

これを③式に代入すると

  ky-003.png

円の中心のy座標aは②式から

  ky-004.png

放物線上の点(1,1)で接するとすると、

  

④式にy=1を代入すると、

  

したがって、y軸上に中心があって放物線y=x²に接する円の方程式は

  ky-005.png

である。

 

嘘じゃないにゃ。

円⑤は、点(1,1)で本当にy=x²と接しているにゃ。

証拠の図だにゃ。

 

kyokuritsu-en-gprah-001.png

 

ただ、この問題の場合、

P(1,1)におけるy=x²の接線の方程式は

  ky-006.png  

求める円の中心をO'とすると、④はy=x²と円O'の共通接線なので、O'Pと接線④は直交する(円と接線の関係)。したがって、点(1,1)における法線の方程式は

  ky-007.png

円の中心はy軸上にあると仮定しているので、x=0を⑦に代入して得られるyの値3/2は円O'の中心のO'y座標になる。

よって、O'の座標は(0,3/2)

O’(0,3/2)と点P(1,1)の距離r

  ky-008.png

ゆえに、y=x²と点(1,1)で接する円の方程式は

  

である、

と解いたほうが楽かもしれない。

 

kyokuritsu-graph-002.pngネムネコは疑い深いので、y=x²(2,4)で接する場合も計算してみるケロ。

③式にx=2を代入すると

  

④式にy=4を代入すると

  

したがって、

  ky-009.png

 

さらに念には念を入れて、

(2,4)におけるy=x²の接線は

  

したがって、法線の方程式は

  

これにx=0を代入すると、

  

よって、y=x²(2,4)で接する円の中心O'の座標は(0,9/2)

したがって、半径r

  ky-010.png

ゆえに、円の方程式は

  ky-009.png

となり一致する。

 

 

問題1 (x−a)²+(y−b)²=r²であるとき、

  ky-011.png

が成り立つことを示せ。

【解】

  

の両辺をxで微分すると、

  ky-012.png

②をさらにxで微分すると、

  ky-013.png

②と③から

  ky-014.png

これを①に代入すると

  ky-015.png

(解答終)

 

(1)を使えば、y=f(x)に接する円(この円を曲率円という)の(曲率)半径r

  ky-016.png

と求めることができる。

普通、この曲率半径rの逆数(曲率κ)をとった形、すなわち、

  ky-017.png

で表すケロ。

 

kyokuritsu-graph-004.pngy=x²のとき

  ky-018.png

となるので、

  ky-019.png

x=1のとき

  ky-020.png

x=1のとき、

  ky-021.png

だから、④式にこの値とx=1を代入すると、

  ky-022.png

⑤式に、y=1を代入すると

  

よって、曲率円の方程式は

  ky-027.png

となるにゃ。

 

念のために言って置くけれど、

P(1,1)におけるy=x²の法線x+2y=3上の点を中心CPは除く)とし、CPを半径とする円ならば、すべてy=x²に点(1,1)で接するケロよ。無数にあるにゃ。

そして、接線はy=2x−1Cを無限の彼方にとったときに得られる、つまり、半径CP→∞の円(の極限)に違いないケロ。

ならば、直線の曲率は

  

のはずだ!!

 

 

 

kyoritumondainozu.png問題2

曲線y=x²上の相異なる2点PQでそれぞれ点PQでの接線に垂直に引いた2直線の交点Rとする。点Qが点Pに限りなく近づくとき、点Rの近づく点Cの座標を求めよ。ただし、点Px座標p0でないとする。

【解】

P(p,p²)、点Q(q,q²)とすると、点PQにおけるy=x²の法線はそれぞれ次のようになる。

  ky-024.png

①−②

  ky-029.png

q→pのとき、

  ky-26.png

したがって、

  ky-026.png

よって、Qか限りなくPに近づくとき、①と②の交点RC

  

に限りなく近づく。

(解答終)

 

hendana.pngp=1のとき、点C(−4,7/2)y=x²の曲率円の中心になっており、点P(1,1)との距離r

  ky-027.png

したがって、点P(1,1)におけるy=x²の曲率円は

  dokokarakonoshikiga.png

 

この問題のように、曲率円の方程式を求めることができる。

 

交点Rを中心にする半径RPの円(点Pと点Pと異なる点Qにおけるy=x²の法線の交点Rを中心とする円で曲率円でないことに注意)を紫色で示している。この図を見ると、放物線の弧PQをよく近似できていることがわかるだろう。

 

kakudaizu.png

 

(拡大図 )

 

なお、dy/dxが1に比べて十分に小さい時、曲率半径と曲率は次のように近似できる。

  

 

材料力学(?)や構造力学で梁(はり)のたわみの計算で使われる式だにゃ。

よく知らないけれど、

  

とかいう式だったような記憶が・・・。

Mは曲げモーモン、Eはヤング率(?)、Iは何とかモーメントだったような気が・・・。

 

この手の話は、ddt³さんが詳しい(構造計算のプロだから)ので、きっとこれに関する記事を投稿したくださるにゃ。

オイラー大先生の座屈の話をしてくださったので、たぶん、してくれるケロ。

 

 


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久しぶりに「今日のアニソン」 「名探偵ホームズ」から『グッバイ・スウィートハート』 [今日のアニソン]

久しぶりに、「今日のアニソン」。

アニメ「名探偵ホームズ」から「グッバイ・スウィートハート」。


たまにやらないと、「あの曲、何ってタイトルだったかな」という事態に陥ってしまうんでね。忘れてしまうにゃ。
曲名だけだったらいいけれど、曲の存在自体、忘れてしまう。

「名探偵ホームズ」の『冒険のアリバイ』(Vo.桑名晴子)という曲も好きなんだけれど、この曲はどうやらYouTubeにないので、残念なことにコチラは紹介できないにゃ。勘弁して欲しいにゃ。


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