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今日のアニソン、「インフィニットストラトス」から『STRAIGHT JET』 [今日のアニソン]

今日のアニソンは、アニメ「インフィニットストラトス」から『STRAIGHT JET』です。


このアニメは見たことがないけれど、センターの女の子と眼帯を付けた女の子、なんかいい感じだにゃ。


曲としては、EDの『SUPER ∞ STREAM』の方が好き。タイトルに∞が入っているから、ポイントが高いにゃ。


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定常1次元熱伝導方程式の解法2 [数値解析]

定常1次元熱伝導方程式の解法2

 

次のように、熱伝導率が不連続に変化する場合の定常1次元の熱伝導方程式について考える。

  

x=l₁で、Tが連続であれば、x=l₁における温度T₁とすると、熱流束に関して

  

が成立し、

  

となる。

特に、l₁=l₂=l/2の場合、

  

ここで、

  

とおくと、形式的に

  

と書くことができる。

 

(3)は調和平均と呼ばれるもので、一般に

  

が成立する。

だから、

このように熱伝導率が不連続的に変化する場合、熱流束(温度勾配)の計算にあたって、熱伝導率の算術平均を使うことはできない。

 

ネムネコは前回、

  

の熱伝導率の計算において

   

と算術平均を用いたが、「この熱伝導率の計算には、算術平均ではなく調和平均を使うべきなのではないか」という話があって、この計算で算術平均を使う数学的な根拠は、結構、脆弱(^^

 

ではあるが、熱伝導率の計算に算術平均を使った場合は以下の通り。

sanjutsu.png

調和平均を使った場合は、

Chouwa.png

と算術平均を用い場合のほうが、調和平均を用いたものよりも、熱伝導率が温度に対して直線的に変化する場合、良好な計算結果を得ることができる。

熱伝導率などの物性値は、相変化や化学変化などを伴わない場合、温度変化の幅が狭いならば、ほとんど直線的に変化するので、算術平均を使ったほうがより現実に近い。

 

これで、算術平均を安心して使うことができる。

 


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今日のクラシック、アラム・ハチャトゥリアン作曲『交響曲第3番 ハ長調』 [今日のクラシック]

今日のクラシックは、アラム・ハチャトゥリアン作曲『交響曲第3番 ハ長調』です。


冒頭部に登場する15本のトランペットが奏でる壮大なファンファーレ、そして、その後に続く、嵐のようなオルガンの演奏。これは既存の交響曲の概念を破壊するに十分すぎる傑作。圧巻の一言に尽きる!!

その後、現れる東洋的な旋律。民族音楽をクラシックに持ち込む、アラム・ハチャトゥリアンの特徴がよく現れている。

そして、再び激しい曲調に・・・。

この交響曲第3番のように、曲の冒頭で、金管楽器が大々的にファンファーレを奏でる曲はないわけではない。その代表的な曲として、ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』をあげることができるだろう。


しかし、ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』には、祝典的な響きはあるが、また、民族音楽的な響きもあるが、ハチャトゥリアンの交響曲第3番のような激しさや狂気じみたものはない。

また、交響曲にオルガンを持ち込んだ例として、サン=サーンスの『交響曲第3番 ハ短調 オルガン付き』があるが、サン=サーンスの『オルガン付き』には、ハチャトゥリアンのような破天荒さはない。


オルガンという楽器を交響曲に持ち込んだ新しさはあるけれど、サン=サーンスは、伝統的な音楽の形式、様式の枠から外れるようなことは決してしない。
だ・か・ら、ハチャトゥリアンのこの曲が如何にぶっ飛んでいるか理解できるだろう。文字通り、破格――目立つほど、今までのしきたり、決まりを破ること――なんだケロよ、この曲は。

ネムネコの秘密の情報源には、ハチャトゥリアンの次の言葉が紹介されていた。

「私は何か大々的な荘厳な、ありきたりでないものを作曲したいとつねに考えていた・・・。表題を表示しなくても聴衆が私の言わんとしていることを感じてくれるような作品を書きたかったのだ。私は作品の中で、偉大な巨大な祖国に対するソビエト民族の喜びと誇りの気持ちを表現したかったのだ・・・。そこで大量のトランペットが出現し、オルガンが必要となり、オルガンを’宗教的な’本質から世俗的なものへ移行させてみたくなったのだ・・・。」


それはそれとして、ハチャトゥリアンの交響曲第3番の激しいオルガンの演奏を聞いたとき、ネムネコは、「宇宙戦艦ヤマト」のこの曲を連想した。


そして、「宮川さんは、ハチャトゥリアンのこの曲をお手本にし、この曲を作曲したのではないか」と思ったのであった。

なお、YouTubeには、この曲の初演時の歴史・記録的な録音があるので、最後に紹介します。


音質的には最悪、しかも、第2次世界大戦の終戦からそれほど時が経っていないので、オーケストラの状態もかなり荒れているけれど、冒頭で紹介したコンドラシンの指揮よりもこちらの方が音楽的に豊かだと思う。
コンドラシンの指揮は、たしかに、迫力と狂気に満ち満ちているけれど、ややもすると、一本調子すぎるように感じられる。一方、ムラヴィンスキーのこの録音、演奏を聞くと、コンドラシンの録音では感じられなかった音楽的な気付き、発見があるので、演奏としては、ムラヴィンスキーのこの録音の方が数段上なのではないのか。私には、こちらの方が断然面白く感じられた。


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