お前ら、ネムネコにこのドリルの答を教えるにゃ [ひとこと言わねば]
何が書かれているのかネムネコにはまったく意味不明なので、誰か、ネムネコに、デカルトの光の屈折に関する以下の説明を解説してくれ。
光線がある透明な物体から他の物体の中へ斜めに進入するとき、その物体が光線をより容易に受け入れる場合は他の物体に比べて、光線はその物体の表面で常により少なく傾斜するように向きを変えるといわねばならない。そしてこのことは、その物体が光線を受け入れる方法が、他の物体に比べてより容易であるかどうかにちょうど比例して起こる。ただ注意しなければならないのは、この傾斜はCBあるいはAHとか、EB あるいはIGとか、互いに比較されるこのような直線によって測られねばならず、ABHやGBIといった角度、ましてや屈折角と呼ばれるDBIに似たような角度で測られてはならないということである。というのはこれらの角度の間の比、あるいは比例は、光線の傾斜によってすべて変わるからである。これに反して線AHとIGなどの間の比例は屈折が同一物質によって引き起こされる場合には必ず同一のままである。
(略)
(注 下線部はデカルトの考える屈折角であって今の屈折角ではない)
この文章は、
に出ているのだけれど、これがまたさっぱりわからない。
つまり、ネムネコは、筑波の教育学科(2年生)の学生さんたちよりずっとずっとアタマが悪いということか(^^ゞ。
自分のアタマが不自由なのは知っていたけれど、まさか、これほど不自由だったとは・・・。
たぶん、オレの国語力があまりに低いために、デカルトのこの文章が理解できないのだと思う。
ところで、上記の記事には次のようなドリルがついている。
この文章を解釈してみよう。
∠ABHと∠GBIといった角度には比例関係がない
AHとIGには比例関係がある
この文章は同一物体に対する が一定であることを述べている
この下線部には一体、どのような言葉が入るんだケロ。「屈折角」とか「屈折率」、あるいは、「角度の比」や「傾斜」といった言葉が入る(・・?
つまり、AH:IGは常に であり、屈折率と等しくなっている。
この下線部には、「一定」という言葉が入るケロか?
このAHとIGを三角比を使って表すと
AH=
IG=
となる。
図から判断するに、おそらく、ここには、
が入るんでしょう。
そして、ABとBIは円の半径なので、AB=BIだから、
と屈折の法則(スネルの屈折の法則)が導き出せるという事になるのでしょう。
ネムネコは、いかにも理系らしく、数学的な部分はともかく、国語の部分がさっぱりわからない。
ネムネコは、ヒトじゃなく、(化け)ネコだからヒトの言葉を完全に理解できないのはしょうがない!!
ということで、お前ら、国語の部分をネムネコに教えるにゃ。
ネコにも理解できるように、やさしく、丁寧に、この部分を解説するにゃ。
ネムネコをバカにできるまたとない機会だにゃ。この絶好の機を逃す手はない!!
さらに、この曲、この動画を追加!!
デカルトの有名な言葉に「我思う、ゆえに、我あり」というものがある。これは「方法序説」に書かれている言葉らしいですが、方法序説とあるように、方法序説は、ある文章の序言、前書きで、光学や気象学、幾何学に関して書かれている部分の前にあるんだケロ。
そして、今回紹介した文章(和訳)は、「方法序説」のあとに出ている部分なんだにゃ。
ネムネコは、デカルトのこの著作を持っていないから、どんなことが書かれているのかについてはよく知らないのだけれど、結果は正しいけれど、屈折の法則の説明で重大な過ちを犯しているらしいんだケロ。確か、運動量保存則(これはデカルトが見つけたもの)で光の屈折を説明しようとし、大きなポカを犯していたはずなんですよ。このことを調べたかったんだけれど・・・。反射の法則は、運動量保存則、正確には、運動量の大きさが変わらないことから説明することができる。
――オレは出来るってヤツはこれに挑戦せよ。反射前、反射後のx軸、y軸方向の運動量の成分を大きさを比較すればよい――
中学3年の頃に、ブルーバックスの本で、こういったことを読んだ。なにぶん、大昔のことなので、オレの記憶が間違っている可能性もあるが・・・(^^ゞ。
そして、このことをネットで調べようとして、たまたま、この文章を見つけた次第であります。お目当ての物は見つけられなかったのですが、このことについて知っているヒトがいたら、あわせて教えて欲しい。
お前らに問題8月27日 解析力学編)の解答例 [ねこ騙し物理]
お前らに問題8月27日 解析力学編)の解答例
問題 ハミルトニアンがH=H(p,q)であるとき、ハミルトニアンは時刻によらず一定、つまり、
であることを証明せよ。
ここで、pとqは、それぞれ、一般化座標と一般化運動量である。
【解】
ハミルトンの正準方程式より
よって、
(解答終)
【別解】
前回のポアソン括弧の(3)より
(別解)
別解ではポアソン括弧式を定義に従って計算しているが、これはポアソン括弧の基本的性質なので、としてよい。
余談ですが、
とすると、
ここで、
とおくと、形式的に、①式は形式的に次のようになる。
①や②を物質微分やラグランジュ微分といい、特に、記号、
で表すことがある。