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ブラゲロ・マムシが・・・ [ひとこと言わねば]

ブラゲロ・マムシが、自身のブログで、ルモンドの
Nouveau mystère animalier : les perroquets qui rougissent d’émotion
https://goo.gl/oh3TrA
を紹介していた。

ルリコンゴウインコの写真が出ているし、インコ・オウム類の鳥に関する記事だということはわかるし、フランス語の単語には英語と共通するものが結構あるので、その共通性からところどころわかる箇所はあるけれど、ネムネコはフランス語はわからないので、Googleの自動翻訳で日本語に訳して、読んでみたにゃ。


新しい動物の謎:感情に顔を赤らめるオウム

フランスのチームはBeauval動物園の5頭のマコウでこの現象を初めて厳密に観察しました。


Un perroquet ara ararauna.
鮮やかな感情の中でオウムが人間のように顔を赤らめたらどうでしょうか? 研究者がまだ正確なメカニズムを理解していない場合、フランスのチームはBeauval動物園(Loir-et-Cher)の5頭のマコウで、この現象を初めて厳密に観察したと言います。 彼らは 8月22日水曜日、アメリカの科学誌「 PLOS One 」に結果を発表しました。

青と黄色のマココ(アラララウナ)の頬の一部は、羽のない裸である。 この白い肌は、鳥のための「陽性」と考えられる瞬間に、ヒーラーとのやりとりの間に白っぽくなった。 「この鳥は自分の顔に筋肉を持っていません 」と実験を主導したINRAの研究員であるAgence France-Presse Aline Bertinは説明します。 彼らは彼らの表情のために研究されたことはありません。
(以下略)

このル・モンド紙の記事によると、何でも、羽根が生えてなくて皮膚が露出しているところの色が変わるらしいにゃ。
――ネムネコの経験によると、セキセイインコは気分によって黒目の大きさが変わるよ。飼い主との遊びに熱中すると、黒目の部分が大きくなる。そして、ナニモノカに取り憑かれたかのように、容赦がなくなり、凶暴化する(笑)。時に指や手の甲の皮膚などに思い切り噛み付き、嘴からなかなか離そうとしない。だから、この状態になると、要注意!!――

ネムネコは、昔、セキセイインコを飼っていたことがある。その経験からすると、(セキセイ)インコは、柴犬によく似ている(笑)。

ご主人様、大好きだけれど、ご主人様の命令は軽くスルー。気が向いた時にしか、遊んでくれない。ご主人様からの無視に弱くて、「ひょっとして私、無視されている」と感じると切れて、鋭い嘴でご主人様を本気噛みをするなどの問題行動を起こす。血が出ます。そして、非常に嫉妬深い。飼い主の家族であっても、家族の誰かが大好きな飼い主に接近すると、「お前、あっちに行け」と追い払いにかかります。過度のスキンシップは嫌うけれど、適度なスキンシップは好き。などなど。



つまり、インコ・オウム類は、ツンデレ!!


また、大型のインコ・オウム類は、人間の言葉を話すことのできない、ペットの犬やネコを自分より劣っている存在と考えるらしいね。言葉を話せない、おバカな犬やネコは、自分と対等な存在じゃないから、大好きな飼い主を自分から奪うライバルになれないと考えているらしい。だから、自分の前の間で飼い主が犬やネコをいくら可愛がっても、インコやオウムは嫉妬しない。
人間の言葉を話せる、つまり、音声による高度なモノマネ能力を持っているか、持っていないかが、判断材料になっているらしいんだよね〜。
しかし、ご主人様の家族(ヒトだから、犬やネコと違って、言葉を話せる)が、ご主人様に近づきすぎると、「こいつ、俺から大切なご主人様(インコにとっては、ご主人様は、旦那さん、奥さん、恋人などの重要なパートーナー)を奪うつもりなんじゃないか。危ない。守らなければ」と防衛本能が働き、追っ払いにかかる。柴犬のように、間に入って、接近を妨げたりする。
インコ・オウムの仲間の多くは、カラスやペンギンなどと同じく、一度婚姻関係を結ぶと、基本的に繁殖相手を変えないからなんでしょうね。

カラスもインコ・オウム類に負けずに夫婦愛、夫婦の絆が強いらしいよ。何かの理由で、奥さんが心理的に不安を覚えて旦那さんを呼ぶと、その鳴き声を聞きつけた旦那さんは奥さんのところに素早く駆け戻ってきて、奥さんの不安を取り除くために献身的に奥さんカラスに尽くす程。奥さんが心理的に安定するまで、旦那さんカラスは決して奥さんから離れない。ただ、これが過ぎると、時に「もうたくさん。オメェ、ウゼェんだよ」とばかりに、旦那さんカラスは奥さんカラスから蹴りを入れられることもあるとか(笑)。

ヒトとカラスと、類と種は異なっているのに、その行動は意外に似ている。これは平行進化によるものかもしれない。
 http://karapaia.com/archives/52150202.html

Tastenkastenさんは、この動画をみて、喜ぶんじゃないかな。


この動画の30秒くらいのところ、カラスがキーボードを弾き、音楽するにゃ。
この動画を見て、知能の高いカラスに訓練を施せば音楽を奏でられると思わないほうがたぶんいい。
ある種の鳥の囀(さえず)りには、人間の言葉や音楽のような規則性、文法のようなものが存在することが知られている。そして、それを理解できる能力を有している。そのような脳の箇所も存在する。
だ・か・ら、曲の表現内容は理解できなくても、鳥は音楽的な構造を理解できる可能性があるんだケロ。これは生得的な能力だから、短い曲ならば、曲をまるごと憶えるなんてチョロいもの。単に憶えるだけではなく、部分的にアレンジすることだってできる。新たに覚えたものを部分的に付け加えることだってできる――単純な同じパターンの繰り返しだと、オスはメスに見向きもされない。囀りにオリジナリティーや節回しの面白さがないと、オスはメスにモテない――。だから、このカラスは、そのうちに、単なる模倣の域を脱し、曲のアレンジをするようになると思う。そして、将来、独創性に富む曲を作るようになるかもしれない(^^)

 鳥のさえずりから言語の起源を探る
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/16/4/16_4_4_60/_pdf

カラスも九官鳥やオウムのように鳴き真似するんだよ〜。


さらに、カラスの衝撃的なモノマネ。


ネムネコが考えるに、ネコもそのうち、このカラスのように喋り出すかもしれない。



飼い猫が鳴くのは、ヒトの真似をし、音声で飼い主とコミュケーションをとろうとしているんじゃ〜ないか、という話があるにゃ。人間を間近で観察し、その結果、「人間は、どうやら、言葉、音を使って自分の意思の伝えているようだ。ならば、オレも真似をして・・・」というわけ(^^)

一方、カラスと同じく鳥ですが、ニワトリはおバカだから、これくらいしかできない。


だって、ニワトリは、焼き鳥になるために人間によって品種改良された家畜だから、その品種改良において知能は要求されなかったにゃ。むしろ、脳は大量のエネルギーを消費する器官だから、お肉をいっぱいとるためには、体重に比して脳が小さい、つまり、脳化指数が小さいほうがよい。だから、人間のためによいお肉になってもらうためには、頭が悪いほうがいいんだにゃ。頭を悪くすればするほど、1つの個体から大量の肉をとることができるようになる!!
そして、ついには、ニワトリは、頭、脳(?)がなくても生きられるようになってしまったぁ〜!?


BBCもこのことを報じているくらいだから、首なしマイクは実在したのだろう。

 頭なしで18カ月間もニワトリは生きた
  https://goo.gl/734DPD

ニワトリの最終進化形態は、アニメ「人類は衰退しました」に登場した「首なしニワトリ」だと思うにゃ。



上の動画では、「みすち〜」(スズメの妖怪)はトリアタマ(頭が悪い)という設定になっていますが、実はスズメの知能は高い。脳化指数は1.0でネコと同じだから、スズメは犬やネコと同じくらいに頭がいい生き物と考えられるんだにゃ。


体の大きさは違うけれど、カラスはスズメの仲間なんだから、スズメだって頭がいいに決まっているにゃ。芸だって、簡単に覚えられるはずだにゃ。


鳥の場合、よく鳴く、囀るってことが、進化の過程で、どうも、脳を大きくすることに貢献したらしいだよね。そして、スズメ(カラスもだよ)やインコ・オウムの仲間は頭が良くなり、哺乳類に近い脳をもつようになったみたいなんだね。

哺乳類と鳥だから、石炭紀中期(今から約3億年くらい前)くらいに、鳥(は肉食恐竜・獣脚類の系統)と哺乳類の祖先は共通の羊膜類から分岐し、その後、異なる独自の進化をした末に、ヒトと鳥は似たような能力を身につけたのかもしれない。


ダンスするキバタンの動画


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