お前らに問題(7月14日 微分積分) [お前らに質問]
お前らに問題
問題 関数f(x)は実数全体Rで微分可能で、恒等的には0でない(注)とする。次の条件を満たすとき、(1)、(2)を示せ。
(1) f(x)がけっして0にならないならば、ある定数C≠0があって、である
(2) f(x)はけっして0にならない。
(注) 「f(x)が恒等的には0でない」とは、「全てのx∈Rに対してf(x)=0」ではないの意味。
つまり、任意のx∈Rに対して、0の値をとる定数関数
としたとき、
であること。
論理記号で書くと、
すなわち、
のことで、
となる実数xが少なくとも一つ存在する関数のこと。
(注、終)
(1)は、
y=f(x)とおくと、
y≠0だから、
両辺をxで積分すると、
といったふうに、①を微分方程式と考え、上のように変数分離法を用いて解を求め、それを解答としてもよいのだろうが、(2)はそうはいかない。
何故、「そうはいかないのか」、あるいは、(1)と(2)の違いがわからないヒトもいるかもしれないが・・・。
なお、微分方程式①を
と解いてもいい。
さっ、カンバって、この問題を解いてもらいましょうか。
できたら、(不定)積分を使わずに、微分の範囲内で解いて欲しい。