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ブラゲロ・マムシのブログで、あの有名人「人の道」の投稿が・・・ [ひとこと言わねば]

ブラゲロ・マムシのブログで、「教えて!goo」の超有名人(超問題児(・・?)の「人の道」の質問が取り上げられていた。

 聖書物語からあらゆるまやかしを取り除いたらあとに残るものは何か?
 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11166985.html?isShow=open

質問(意見)の内容は、(新約)聖書からイエスの奇跡話を取り除いたら、(新約)聖書は、もう少しまともな内容になるのではないか。しかし、イエスの奇跡話を新約聖書から取り除いあと、そこに残るものはあるのだろうか。なんにも残らないのではないか。
まぁ、こういった内容の質問。
「人の道」は、イエスが嫌いで、ペテン師、詐欺師、手品師扱いをしているから(^^)。

それはそれとして、
ブラゲロ・マムシも意地が悪いね。

キリスト教には自由主義進学というものがあって、この神学は「(新約)聖書に記されているイエスの奇跡は寓話、寓喩であって、その奇跡話を歴史的事実として受け止めてはならない」という理性的・合理的な立場をとる。
こういう神学もあるのだよと、「人の道」に教えてあげればいいのにね。


自由主義神学とは違うのだけれど、キリスト教(?)には仮現説というものもあるにゃ。

仮現説(かげんせつ、ギリシア語: Δοκητισμός, Dokētismos、ラテン語: Docetismus、英語: Docetism)、またはキリスト仮現説とは、キリスト教の神学、キリスト論において、「イエスの身体性を否定する教説」を言う。つまり、「イエスの人としての誕生・行動や死はみな、人間の目にそのように見えただけであった」という見解である。当時の主流派(正統派)教会からは、異端であるとして排除された。語源は、ギリシア語の δοκεῖν(dokeīn、~であるように見える)という語である。・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E7%8F%BE%E8%AA%AC

つまり、「イエスは、神がヒトに見せたビジョン(幻影、幻視)にすぎず、イエスなる歴史的人物は存在しない」みたいな考え方。

神さまは、その真の姿をヒトには見せてくれないにゃ。見たら、目が潰れてしまうし、心が壊れてしまうにゃ。
何しろ、真の姿はこうだから↓。


ちなみに、この動画をすこし解説すると、綺麗な女性のそばにいる男(の神さま)はシバ神、頭が横にもついている老人(みないな神様)はヒンズー教で宇宙の創造神とされるブラフマン(梵天)だにゃ。

話が脱線したが、
正統的なキリスト教はこの立場を取らないけれど、キリスト教(?)が誕生した直後からあるイエス観なんだね。こういう立場で書かれている聖書(福音書)もかつては存在した。しかし、ローマ教会によって、これらの聖書はすべて焼却処分にされ、断片的にしか今日に伝わっていない。



動画にはグノーシスも出ているよね。

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bragelone

こんにちは。

取り上げてもらったので ご挨拶です。

つまり 神学は――哲学としての神論と違って 組織宗教のオシヘとしての神学は―― 議論しづらいですね。

個人の――特殊な神観をさえ〔主観の内のみにおいて〕許容する――信仰〔だけ〕が 問題なのだと思います。


・神観:個人の信仰の〔主観的な〕説明
・神学:或る神観が共同化されさらに展開されたもの
・神論:経験合理性にもとづこうとする神観:要するに形而上学
by bragelone (2019-06-17 09:43) 

ddtddtddt

 こういう話に疎いddt^3は、ひたすらタビンチ・コード!と叫ぶのであった・・・(^^)。
 日本での評判の良さとは裏腹に、タビンチ・コードの試写会では関係者から失笑を買っていたとか(^^;)。

 天使と悪魔も然り。モノホンの反物質が爆発したら、あんなもんじゃすまないはず。それを捨てに行った男気あふれる勇敢な新法王(になる人)は蒸発してますよ。そして地上にいた面々も熱戦でこんがりと・・・(^^;)。

 以上、どうでも良い話でした。
by ddtddtddt (2019-06-17 15:22) 

nemurineko

コメント、ありがとうございます。

映画「ダ・ヴィンチ・コード」の方は、「マグダラのマリアの福音書」が題材ですよ。
マグダラのマリアとイエスは夫婦関係あり、その子どもが云々という話ですから。

新約聖書のイエス誕生の話が正しいならば(処女懐胎という与太話は除く)、
イエスは、ユダヤの律法に則った正式の結婚という手続きをすることなく生まれた、不義の子。
だから、
イエスとマグダラのマリアが夫婦、または、恋人・愛人関係にあったって、不思議なことじゃないし、イエスとマグダラのマリアの間に子どもがいたって不思議ではない。
元々、イエスはそういう生まれなんですから。
ただ、
「神の子(?)・イエス」とヒトの娘であるマグダラのマリアの間に子どもが生まれるのだろうか
という、深刻で解決困難な宗教的問題を産みますがね。

ところで、黒い聖母ってご存知ですか。
 https://is.gd/3hwuXA
黒という色は娼婦を表すんですよ。ですから、これは「娼婦のマリア」で、マグダラのマリアってことになる。
じゃぁ、マグダラのマリアが抱える子どもは誰の子どもか。
イエスの子ってことになる(^^)。

イエスとマグダラのマリアには子どもがいて、
このことが子を抱いている黒い聖母像で表されているのかもしれない。

マグダラのマリア
https://is.gd/3T6XRa


by nemurineko (2019-06-17 16:11) 

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