ネムネコ、自画自賛する（３月３日）

最近、冪（べき）集合という言葉をよく使っているので、「冪集合がどのような意味であろうか、お前らに教えねばなるまい」と思って、今日、「冪集合とは何だ？」という記事を書いたのだけれど、我ながらよく書けているじゃないか。これを書いた自分が一番驚いている（笑）。
ということで、恒例の自画自賛ソングをこの記事に埋め込まないわけにはいかないだろう。

ここまで懇切丁寧に冪集合について書いてある、初心者向けの記事なんて、そうそう、ないよ〜。
オレが今日書いた冪集合の記事を読めた奴は、本当に、幸せな奴らだ
と、心の底から、思ったね。

要素の数がn個である有限集合Aの冪集合の要素の数がなぜになるのか、その導出の過程を省略することなく丁寧に書いてある。しかも、その２通りの方法で導いている。さらに、なぜ、Aから｛０,1｝への写像fの個数がAの冪集合の要素の数と１対１対応になるのかまで、わかりやすく、書いてあるニャ。ホント、お前ら幸せだケロよ。

書く前は、おちゃらけた文章にするつもりだったんだけれど、何で、こんな本格的な数学の記事になってしまったんだろう。我ながら不思議でたまらない。
ただただ、自分に秘められている能力、才能――当初の青写真とはまったく異なる記事を書いてしまう、程度の能力――に驚くばかりである。

これならばしっかりとした数学の記事になるので、「ネムネコ、かく解けり」と合せて、数学の記事を２つ損してしまった。自分でも思い通りならない猫生（じんせい）だな〜。なんで、オレはこんな損な性分をしているんだろう（涙）。

この不幸な運命から救ってくれるヒトは、どこかにいないのだろうか？