今日のお休みソング、『Raghupati Raghava Raja Ram』

久しぶりの「今日のお休みソング」は、『Raghupati Raghava Raja Ram』です。

古代インドの２大叙事詩の一つ「ラーマヤナ」のヒーローであるラーマ王子とそのお妃シーターを称える賛歌。インド独立の父、マハトマ・ガンディーの愛唱歌で、それでインド国内に広く普及し、また、映画「ガンジー」中にも使用されていたので、世界的にも有名になった曲でもある。

「これでは短すぎる。もっと続きを聞きたい」というヒトには、コチラを♪

青黒い肌の男の人（ラーマ王子）が猿（ハヌマーン）と抱き合っているけれど――ラーマ王子、ハヌマーンともにインドの三大神の一柱・ビシュヌ神の化身。この抱擁は、このことを絵画的に象徴的に表現している！！――、この猿は神様で、日本でアニメや映画などにもなっている「西遊記」の孫悟空のモデルだから、西遊記を通じて間接的に日本人はこの神様を知っているということになるにゃ。

オマケとして、さらに、この曲を♪

上の動画では、青い肌をしているのがクリシュナ、そして、ギリシア彫刻のような白い肌をしているのがラーマ王子。ラーマ王子はゲルマン民族と同一の祖先を持つアーリア民族の王子だから肌は白いんだにゃ。でも、クリシュナもラーマー王子もビシュヌ神のアバターの一つだから、クリシュナとラーマ王子を同一視することもできるんだにゃ。