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第14回 偏微分の演習2(ラプラシアン) [偏微分]

第14回 偏微分の演習2(ラプラシアン)

2階偏微分可能な関数f(x,y)に対して

  
を対応させる写像
  
ラプラシアンという。
Δf=0
ラプラスの微分方程式、その解を調和関数という。

問題 次の関数が調和関数であることを示せ。


【解】
(1)
  
となり、調和関数である。

(2)
これは、まず、
  
になる。
  

で、
  

と置けば、合成関数の偏微分の公式が使える。
  

だから、

  
となる。
書くの面倒だし、計算するのも面倒なので、結果だけを記すならば、
  
となり、
  

こうした計算には技があって
  
だから、これをxで偏微分して
  

xをyにすり替えれば、
  
これを使うと、
  
xとyをすり替えれば、
  
と計算することができるにゃ。
そして、fの2階偏微分は
  

xとyをすり替えれば・・・・。



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