お前らに質問(3月31日)の答らしきもの(^^ゞ [広義積分]
お前らに質問(3月31日)の答らしきもの(^^ゞ
問題 次の広義積分を求めよ。
この問題の正解は、広義積分は存在しないです。
というのは、
は
の簡略表現で、右辺第1項、右辺第2項が
となって、広義積分を定義することはできないから。
ε>0とすると、
となるので、
としたくなりますが、
(1)は
だから、(2)のように計算をしてはいけないんだね〜。
これは、一般項が
である数列があるとすると、
だから、
となって、は存在しないけれど、
と計算するのと同じ過ちを犯しているというわけ。
なお、
【解答1】の
などは、公式、
の過大適用で論外!!
【解答らしきもの】
ε>0、ε'>0とするとき、
ε→0、ε'→0のとき、(3)が極限値を持てばは存在するが
として、自然数nをどんどん大きくして、ε→0、ε'→0に近づけるとき、(3)の極限値はlog1=0となり、
――先に求めたのは、この場合!!――
また、
として、ε→0、ε'→0に近づけるとき、(3)の極限値はlog2になる。
つまり、εとε’の0への近づけ方によって、(3)の値は変化して、1つの値に定まらない。
したがって、は存在しない。
(解答らしきもの終)
宿題 次の広義積分が存在することを示せ。
【解答らしきもの】
[0,1]では積分可能。
任意のa>1に対して、[1,a]
はaに対して単調増加で
だから、は上に有界。
したがって、は存在する。
よって、
となり、この広義積分は存在する。
(解答らしきもの終)
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