無限級数への定積分の応用


 


 


関数f(x)が有界閉区間[a,b]で連続であるとき、その定積分は


  


と定義できる(区分求積法)。


 


特に、a=0b=0のとき


  


 


 


大学入試問題で、次のように、この逆の問題が多数出題されてきたので、無限級数への定積分の応用の話をすることにする。


 


例題 次の極限値を求めよ。



【解答】


(1)


  


とすると、


  


 


(2) とおくと、


  


(解答終)


 


 


問題1 次の極限値を求めよ。



【解答】



(解答終)


 


 


問題2 次の極限値を求めよ。


  


【解答】


  


したがって、


   


(解答終)


 


問題3 次の極限値を求めよ。


  


【解答】


  


したがって、


  


よって、


  


(解答終)


 


これくらいできれば、大学入試でこの手の計算問題が出題されても、困ることはないでしょう(^^)


 


数式などが正常に表示されないヒトは、ネムネコの部屋の次の記事↓


 


 無限級数への定積分の応用
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