物理の素朴な質問


 


ニュートンの万有引力の法則というものがある。


質量mMである2つ物体があり、2つの物体の間の距離がrとすると、


この2つの物体に働く引力の大きさFmMの積に比例し、距離rの2乗に逆比例する。



比例定数Gは万有引力定数とか呼ばれるものだにゃ。


 


ここで、お前らに質問。


 


問題


地球などの実際の天体は密度は均一じゃ〜ないけれど、半径aで均一な密度ρの物質でできたネムネコ星があるとする。


もちろん、ネムネコ星は完全な球形、真球だケロ。


さて、ネムネコ星の中心(ネムネコ星の重心)における引力の大きさは幾つでしょうか。


 


ネムネコ星の中心(ネムネコ星の重心)との距離r0だから、(1)から引力の大きさは無限大∞になりますかい。


それとも有限の値ですかね〜。有限だとしたら、その値はいくつになりますかね〜。


 


もし無限大ならば、ネムネコ星の中心には、おそらく、ブラックホールが存在するね。


そして、ネムネコ星は、ネムネコ星の中心に存在するブラックホールの膨大な重力に引き寄せられ、猛烈な速度で重力収縮し、最終的に、そこに残るのはネムネコ・ブラックボールってことになるね(^^)


 



 


有限の値であるならば、ニュートンの万有引力の法則(1)に反しやしないかい。


 


まっ、常識的に考えれば、


r<aのときの引力の大きさは右の図の(1)、(2)、(3)のいずれかだとは思うが、(1)〜(3)とは違う値をとるかもしれないにゃ。


 


さっ、お前らに答えてもらおうじゃないか。


 


答は、きっと、ddt³さんが送ってくれるはずだにゃ。


 


ネムネコが考えるに、ネムネコ星とは、きっとこんな素敵な星だと思うにゃ。