ちょっとお前らに確率・統計の問題を1つ。


 


問題 表・裏が出る確率がともに1/2である硬貨が5枚ある。この5枚の硬貨を投げたとき、表が3枚出る確率を求めよ。また、硬貨5枚を投げることを10回行ったとき、硬貨の表が3枚出る回数の期待値と分散を求めよ。


 


難しい問題ではないはずだけれど、たぶん、意外に正答率が低いんじゃないかな。


 


言っておくが、次の解答は間違いだからな。


 


【解答?】


5枚のうち3枚が表なのだから、この確率は


  


したがって、10回、5枚の硬貨を投げたとき、硬貨の表が3枚である期待値m


  


また、標準偏差σ


  


(解答?終)


 


高校卒業してから時間が随分と経つ文系さん相手ならば、これを見せると、なるほどと納得させることができて、騙せるかもしれない(笑)。


だって、ほとんど、このレベルだもん。


 



 


乱数を使って、硬貨5枚の内、表がx枚出る確率を計算すると、次のようになるから、p=3/5というのはおかしいにゃ。


 



どうも、1000万回くらい、5枚の硬貨を投げると、大体、数学的な確率の値が出るね(笑)。
100回位だと、ダメだね。