ラプラス変換入門 その1 ラプラス変換とは


 


t≧0で定義される関数f(t)のラプラス変換は、次の広義積分が存在するとき、F(s)で定義される。


  


記号などもF(s)の代わりに用いられる。


 


一般に、sは複素数なのだが、ここではsを実数として議論を進めることにする。


 


問1 関数f(t)=ccは定数)のラプラス変換を求めよ。


【解】


  


(解答終)


 


問2 関数f(t)=tのラプラス変換を求めよ。


【解】


  


(解答終)


 


問3 関数のラプラス変換を求めよ。


【解】


  


(解答終)


 


 


問題


(1) 次のことを示せ。


  


(2) (1)の結果を利用して


  


【解】


(1)


  


 


(2)


  


だから、


  


また、


  


だから、


  


(解答終)


 


ここでは、定義に従ってラプラス変換を求めたが、次のように、代表的な関数のラプラス変換は表で与えられているので、それを利用すればよい。